2008年03月08日

太田です8

別に書くつもりじゃなかったけど、
バラちゃんのを読んだら役名について書いてあって、
これおもしろいじゃん。て思って、
僕も書くじゃん。て思いました。

あと、好きって書いてくれてありがとう。
こういうことね、どんどん書いた方がアレだね、いいね。

で、役名。
僕が書いた1話「新聞部」の登場人物の名前の由来。

五十嵐(部長/成清氏)…とにかくね、新聞部は最初、坊ちゃん(夏目漱石)みたいな話にしたかったんです。結局、坊ちゃんとはぜんぜん関係ない話になったけど。でも役名だけはそのまま残ったわけです。主人公の彼は、赤シャツと山嵐が同居するような人物にしたかった。とにかく性格が悪い。でも同時に、そんなに悪いやつじゃない。そういう矛盾する要素が同居する人物。こういう人物が好きなんです。まあ、人間なんてみんなこういう矛盾を抱えてんだろうけど。すげー悪いやつがちょっと見せる優しさとか、どうしようもない奴がちょっと見せる人間らしさとか。そういうのにすごく弱い。映画でもドラマでも、端役のこういう人に感情移入したり、悪役に感情移入したりします。えっと、そんなわけで、五十嵐は山嵐がベースになっています。

猫田(副部長/大谷氏)…坊ちゃんがベースと言いながら、さっそく坊ちゃんとはぜんぜん関係ない名前ですが、とにかく彼は坊ちゃんでいう「野だいこ」をイメージしました。赤シャツの太鼓もち、腰巾着、野だいこ。だから最初は野田って名前だったけど、以前、大谷さんがうちに出てくれたとき、役名が野田だったので、なんだかなあ、と思ってやめました。ナニワ金融道って漫画に、すげー嫌なかんじの(褒め言葉です。僕は大好き)太鼓もちの人がいて、その名前が猫田なので、そっからもらいました。

浦木(萌え研とかけもちの記者/しおつか氏)…これはあれですね、坊ちゃんの「うらなり」ですね。イメージしたのとぜんぜん違うかんじでしおつか氏は演じていますが。あ、これは別に非難してるわけじゃないです。僕のイメージとぜんぜん違うように役者が演じて、へえーこういうのもありなんだなって感心するのは、ひとつ醍醐味でもありますし。

マドンナ(カメラマン/桑原嬢)…そのまんま、坊ちゃんの「マドンナ」です。当然、マドンナというのはあだ名です。役的にはぜんぜんマドンナじゃないですけど。マドンナって呼ばれてるバラちゃんを想像するとすごく楽しかったので、すぐこれに決まりました。たぶん自分でそう呼べって言ったんでしょう。

きよ(記者/蘭胡蝶)…「清」は坊ちゃんを溺愛する下女ですね。乳母みたいなかんじ?主人公の味方になる人物にしたかったので、これにしました。あと蘭胡蝶という人は古臭い名前がしっくりくるので。ちなみに彼女はモンペとか防空頭巾も似合います。たぶん。

平岡(雑務/鶴さん)…もう一人の主人公である彼女だけ、坊ちゃんとはぜんぜん関係ない名前にしようと思っていました。部外者というか、そういう感じにしたくて。

前坊(野球部/斉藤佑介)…彼が坊ちゃんですね。周りに踊らされて、本人は何も考えてない、素直なバカ、そんな役にしようと思いました。前坊というのは珍しい名前ですが、実際に、僕の知り合いにいました。この役のようなやつでした。

(野球部/植田氏)…「すげ」と読みます。最初、坊ちゃんに出てくる「狸」を文字ってつけようと考えていましたが、「ゲス」を逆さに読んで「すげ」としたところ、植田さん演じるこの役にあまりにぴったりに思えて、もうあとはそれしか考えられませんでした。

瀬戸内(大富豪/麻生さん)…これも僕が付けた名前ですね。えっと、瀬戸内寂聴からもらいました。なぜって?そんなの知りません。

冨村(実行委員/松井氏)…松井さん演じる冨村は、1回目の雷電にも実行委員として登場しました。同一人物です。そのときは、同じ七日市市でおこなわれる市民ミュージカルの実行委員でした。

ジョン(韓国から来た記者/キムユス)…キムユスはうちの劇団員ですが、何度も「ジョン」という役名で同じような役をやっています。一応、同一人物のつもりです。毎回好評なので、今回もジョンでいこう、と思いました。役者にとって、こういう役があるってのは、良いことだと思います。

ふう。
これで全員かな。
役名について書いたのなんて初めてだ。
でも楽しかった。
バラちゃんありがとう。
そしてしおつか氏、書けよ。

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